Excelで桁を指定して切り捨てるROUNDDOWN関数の使い方

エクセルで指定した桁で数を切り捨てる関数の紹介です。

数を切り捨てるときに、切り捨てる桁を指定するにはROUNDDOWN関数を使います。ここでは桁を指定して切り捨てるROUNDDOWN関数の機能と使い方を紹介していきます。

切り捨てる桁を指定して数を求めるときに使うエクセル関数です。小数や整数の数を切り捨てるときに便利ですよ

ROUNDDOWN関数

指定した桁で数を切り捨てる関数です。どの桁で切り捨てるかを自由に指定することができます。

ROUNDDOWN関数の書き方

ROUNDDOWN関数では、切り捨てる「数値」、どの桁までを表示するかの「桁数」を指定します。

ここで、桁数の指定は少数点以下の桁はプラス、一の位の桁はゼロ、十の位以上の桁はマイナスになり、具体的には下の図のように指定します。

ここで指定した桁数までが表示され、それより１つ小さい桁で切り捨てられることになります。

桁の指定に注意して下さいね

次は実際にROUNDDOWN関数を使って、桁を指定して数の切り捨てをしてみます。

実際の使用例を確認してみましょう

ROUNDDOWN関数の実際の使い方

下の図のように、桁数を指定して切り捨てた数を求めてみます。ROUNDDOWN関数を使って、切り捨てる「数値」と「桁数」の指定にセルを選択します。

ここでは、桁数に「２」と指定したので、小数第二位までが表示されることになります。

421.453の0.003が切り捨てられましたね

次に切り捨てる桁数の指定を「１から－２」まで変えてみた場合の、切り捨てられた数を確認してみると、下の図のようになります。

それぞれ、指定した桁数で切り捨てられた数を求めることが出来ました。

ROUNDDOWN関数を使うと、指定した桁で切り捨てた数を求めることができるので、ぜひ活用してみて下さい。

数を切る捨てる時に、この関数を使ってみて下さい

もし桁を指定して切り上げた数を求めたい場合には、ROUNDUP関数があるので下の記事を参考にしてみて下さい。

その他のExcelの操作・関数は、Excelの操作・関数の解説一覧から、気になる記事を確認してみてください。