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Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方

エクセルで指定した桁で数を切り上げる関数の紹介です。

数の切り上げをするときに、切り上げる桁を指定するにはROUNDUP関数を使います。ここでは桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の機能と使い方を紹介していきます。

切り上げる桁を指定して数を求めるときに使うエクセル関数です。小数や整数で数を切り上げるときに便利ですよ

ROUNDUP関数

指定した桁で数の切り上げをする関数です。どの桁で切り上げするか自由に指定することができます。

ROUNDUP関数の書き方

Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方1

ROUNDUP関数では、切り上げる「数値」、どの桁までを表示するかの「桁数」を指定します。

ここで、桁数の指定は少数点以下の桁はプラス、一の位の桁はゼロ、十の位以上の桁はマイナスになり、具体的には下の図のように指定します。

ここで指定した桁数までが表示され、それより1つ小さい桁が切り上げられることになります。

桁の指定に注意して下さいね

Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方2

次は実際にROUNDUP関数を使って、桁を指定して数の切り上げをしてみます。

実際の使用例を確認してみましょう

ROUNDUP関数の実際の使い方

下の図のように、桁数を指定して切り上げた数を求めてみます。ROUNDUP関数を使って、切り上げる「数値」と「桁数」の指定にセルを選択します。

Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方3

 

ここでは、桁数に「2」と指定したので、小数第二位までが表示されることになります。

Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方4

534.761が534.77に切り上げられましたね

 

次に切り上げる桁数の指定を「1から-2」まで変えてみた場合の、切り上げられた数を確認してみると、下の図のようになります。

Excelで桁を指定して切り上げるROUNDUP関数の使い方5

それぞれ、指定した桁数で切り上げられた数を求めることが出来ました。

ROUNDUP関数を使うと、指定した桁で切り上げた数を求めることができるので、ぜひ活用してみて下さい。

数を切り上げるときに、この関数を使ってみて下さいね

もし桁を指定して切り捨てた数を求めたい場合には、ROUNDDOWN関数があるので下の記事を参考にしてみて下さい。

Excelで桁を指定して切り捨てるROUNDDOWN関数の使い方
Excelで桁を指定して切り捨てるROUNDDOWN関数の使い方

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