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Excelで掛け算した合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方

エクセルで掛け算をした後に、それらの合計を求める関数の紹介です。

「掛け算」と「合計する」ことを1回の計算で求めたいときはSUMPRODUCT関数を使います。合計するSUM関数と、掛け算するPRODUCT関数が組み合わさったSUMPRODUCT関数の機能と使い方を紹介していきます。

掛け算する関数と、合計する関数を組み合わせたエクセル関数です

SUMPRODUCT関数

複数のセルの掛け算をした後に、それらの合計を求める関数です。

SUMPRODUCT関数の書き方

Excelで掛け算してから合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方1 

SUMPRODUCT関数では、掛け算する「配列」を複数指定します。

次は実際にSUMPRODUCT関数を使って、掛け算した合計を求めてみます。

実際の使用例を確認してみましょう

SUMPRODUCT関数の実際の使い方

この例では、いくつかの商品の単価と販売数のデータから、全ての商品の合計売上金額を求めてみます。各商品の売り上げ:「単価」×「販売数」を求めて、それらを合計を求めるためにSUMPRODUCT関数を使います。関数の中には単価の列(B列)と、販売数の列(C列)を指定します。

Excelで掛け算してから合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方2

 

SUMPRODUCT関数で各商品(単価×販売数)の売り上げから、それらを合計した全商品の合計金額が求められます。

Excelで掛け算してから合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方3

掛け算してから合計を求めたい場合に、活用すると便利な関数です

 

SUMPRODUCT関数で指定する配列は、同じ大きさの必要があります。下の図のように、指定する配列の大きさ(セルの数)が違うときは、エラーが発生して計算は出来ません。

Excelで掛け算してから合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方4

Excelで掛け算してから合計を求めるSUMPRODUCT関数の使い方5

上の例では、配列1と配列2の大きさが違うので、エラーが出ています

掛け算した合計を求めるときに、SUMPRODUCT関数を活用してみて下さい。

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