エクセルで最大公約数を求める関数の紹介です。
最大公約数を求めるときはGCD関数を使います。ここではGCD関数の機能と使い方を紹介していきます。
最大公約数を求める関数です
GCD関数
いくつかの数値を指定したときの「最大公約数」を求める関数です。
GCD関数の書き方
GCD関数では、関数の中にいくつかの「数値」を指定すると、その「最大公約数」を求めることが出来ます。
※最大公約数:共通する約数(公約数)の中で最大の数。
次は実際にGCD関数を使って、最大公約数を求めてみます。
実際の使用例を確認してみましょう
GCD関数の実際の使い方
下の図のようにGCD関数を使って、いくつかの数値を指定して最大公約数を求めてみます。この例では4つの数値の最大公約数をGCD関数で求めます。
「28」「70」「112」「182」の4つの数値の最大公約数は、GCD関数を使って「14」と求めることができました。
GCD関数で、最大公約数を簡単に求めることができます
次に、4つの数値の内の1つ(ここでは112の数値)を消して、GCD関数の中に空白のセルがある場合の求められる最大公約数を確認します。
空白のセルが含まれる場合には、空白セルを除外して最大公約数が求められます。
指定したセルの中に「0」が含まれる場合も、「0」を除外して計算されます。
空白のセルや、0が入力されたセルは除外して、最大公約数が求められます
指定したセルに、マイナスの数が含まれる場合はエラー(#NUM!)となり、最大公約数を求めることは出来ないので注意が必要です。
最大公約数を求めるときは、GCD関数が使えるのでぜひ活用してみて下さい。
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