エクセルで順列の数を求める関数の紹介です。
高校数学で習う「順列と組み合わせ」のうち、順列を求める計算に、エクセルのPERMUT関数が使えます。ここではPERMUT関数の機能と使い方を紹介していきます。
もし組み合わせをエクセル関数で求めたい時は、下の記事を参考にしてみてください。
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PERMUT関数
順列を求める関数です。
PERMUT関数の書き方
PERMUT関数では、全体の数である「標本数」と、そこから抜き取って並べる数の「抜き取り数」を指定します。
例えば全体で6人いるところから、2人が順番に並ぶ場合に、並び順を求めると、下のように順列の計算で求められます。
$$\Large{}_6 P_2=6×5=30$$
このような順列の計算をエクセルでは、PERMUT関数を使うことで求めることが出来ます。
次は実際にPERMUT関数を使って、順列を求めてみます。
PERMUT関数の実際の使い方
この例では、5人の中から、2人を選んで並んでもらったときの並び順の数(順列)を求めてみます。PERMUT関数を使って、「標本数」に全体の人数、「抜き取り数」に選ぶ人数を指定します。
これで「5人から2人並べる」順列の計算がされます。
$$\Large{}_5 P_2=5×4=20$$
順列を求める時に、PERMUT関数を活用してみて下さい。
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